UEFIバージョン違いによるアイドル消費電力の変化

ASUS TUF GAMING B550-PLUSを使用している時に、いつの間にかアイドルの消費電力が上がっていることに気づきました。
特に構成変えていなかったので、UEFIバージョンを変更しつつ検証してみました。

PC構成

CPUAMD Ryzen 7 3700X
CoolerSCYTHE 虎徹 MarkII SCKTT-2000
M/BASUS TUF GAMING B550-PLUS
MEMORYG.SKILL F4-3200C14D-16GFX
VGAMSI GT 1030 2GH LP OC
SSDCrucial P5 CT500P5SSD8JP
電源Corsair AX850 Titanium 850W
OSWindows10 Pro 20H2
その他logicool MK240
GbLAN接続
HDMI接続 FullHD(1920×1080)
ワットチェッカー RS-BTWATTCH2

Global C-state Control [Enabled]
CEC Ready [Enabled]
Enegy Star Ready [Enabled]

計測

UEFIバージョンIdle消費電力
024228.6W
024328.9W
024428.6W
060328.7W
060828.8W
080528.8W
120228.6W
140126.5W
180426.6W
200329.0W
200629.0W
240328.9W
240728.8W
242328.6W

計測結果

UEFIのバージョンが1401、1804だけ他よりIdle消費電力が2W程度低い結果となりました。

1401では新CPUサポートとReSize BARの設定に関する修正だけです。
検証したRyzen 7 3700Xには特に影響はなさそうですが、他のバージョンよりIdle消費電力が低いです。

UEFIバージョン1401の内容

2003の修正内容でAGESAかパフォーマンス修正がありました。

UEFIバージョン2003の内容

UEFIの省電力設定周りを変更すればアイドルの消費電力が変わることがありますが、UEFIのバージョン変更でも変わることがありました。
パフォーマンス周りの修正も入っていたりするので、変わることは確かにあるという結果でした。

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