DeskMini B660にAlder LakeとRaptor LakeのKシリーズを載せてみる

Alder LakeとRaptor LakeのCPU倍率アンロックのKシリーズを載せて起動するか試します。
使用するCPUは「Core i7 13700K」「Core i5 13600K」「Core i5 12600K」です。

DeskMini B660は公式サイトでサポートされるCPUにKシリーズは存在しておらず、これらのCPUを搭載することは保証対象外になります。
実際試す場合は自己責任になりますのでご注意ください。
本サイトではDeskMini B660にKシリーズのCPUを載せて故障したとしても一切の責任は負いせません。

実際にKシリーズのCPUを搭載してみました。
UEFIバージョンは12.02です。
「Core i7 13700K」を載せて電源をオンにすると普通に起動しました。
Processor Typeも「Core i7 13700K」と認識しています。

CPUクロックも「Core i7 13700K」のクロックが表示されています。

「Core i5 13600K」も認識できています。

それぞれのCPUでCinebench R23を回してみました。

DeskMini B660に付属しているACアダプターは120Wです。
Kシリーズではない「Core i5 12500」でもCinebench R23 MultiではACアダプターのMAX値の消費電力を使います。

今回計測した4つのCPUはほぼ最大消費電力が120W前後で並んでいますが、「Core i7 13700K」が一番良いスコアを出しています。
同じ消費電力を使った場合はコア数が多いほうがスコアが高くなる傾向があります。

Cinebench R23 Singleは特に制限がかからず「Core i7 13700K」は2000ptsオーバーが出ます。
ただしコストパフォマンスの面からはかなり悪く、「Core i5 12500」でも最大限活かしきれないので、新規で組むなら「Core i5 12400」あたりが最適解になりそうです。

以上「DeskMini B660にAlder LakeとRaptor LakeのKシリーズを載せてみる」の検証でした。