光るPCを作りたい→結果として地味なものになる

メインで使うPCは静穏性重視なので最近はサイドパネルに吸音材が貼ってあるケースを使用しています。
今では自作PCのカテゴリとして確立しているLEDライティングがあるPCは作成したことはなく、購入したパーツがたまたま光っていたというぐらいなのですが、ネットに上がっている光るPCはどれもカッコよく自分でも作成してみたいという欲はありました。

きっかけはIntel Arc A770のデフォルトの光り方が青と紫をベースにしていてかなり好みだったことです。
このビデオカードをベースに組んでみたいと思いました。
これを選択したことでゲームはミドルレンジのラインなので、できることは限られます。
よってPCを組むのに多くの人が一番優先すべき性能を後回しにしているので、かなり特殊な例となります。

ケース:Fractal Design Pop Mini Silent
マザーボードにMicro ATXを選択したため、ケースも規格に合わせました。
ガラスのサイドパネルはクリアなものが良かったのでPop Mini Silentを選択しました。
同じ形で前面がメッシュとなっているPop Mini Airもありましたが、前からの光が不要と考えてシンプルな前面の方にしました。

CPU:Intel Core i5 12600K
今回は光らせるのが目的なので何でも良かったのですが、Intel Arc A770との組み合わではバランスが良いのがこのラインのCPUだと思いました。

CPUクーラー:KRAKEN Z53 RL-KRZ53-01
ポンプヘッダー部にLEDディスプレイを搭載した簡易水冷です。
ファンやポンプヘッダー等、接続するケーブルがかなり多いので、ケースの背面でケーブルをうまくまとめる必要があります。

マザーボード:ASUS ROG STRIX B660-G GAMING WIFI
イン〇ーダーのようなドットキャラがプリントされた黒ベースのマザーボードです。
ATXの方が種類があって組みやすいですが、これもデザインが気に入りました。

グラフィックカード:Intel Arc A770
今回黒ベースPCを組みたい原因となったPCパーツです。
デザインはほぼ黒で覆われていてクールかつシンプルなデザインです。
ゲーミング用のパーツは派手目なデザインが多い中、落ちつた感じで自分の好みに合っていました。

メモリ:CORSAIR DOMINATOR PLATINUM RGB
マザーボードがドットでプリントされているものが多いため、メモリも合わせてドットで光るものを選びました。
ヒートシンクの高さが結構あるメモリなので空冷の場合は注意が必要です。

組んだ感じとしては、LEDのセッティングを軽くしただけでもそれなりに良い光り方をしてくれました。

ファンがLEDでないので控え目な感じに見えますが、1つ1つが結構明るいので、これ以上追加するとギラギラで眩しくなりそうです。
ファンを追加した際はLEDの明るさも調整する必要がありそうです。

LEDはマザーボードとメモリはレインボーに設定。
Arc A770はデフォルトで青と紫、それに合わせて水冷ヘッドも似た色に寄せています。

LEDライティングはPCとして性能には一切関与しません。
むしろ細かいことを言えばソフトウェア常駐が必要になり僅かながらリソースを取る、サイドパネルはガラスなので吸音材のものと比較すると静穏性は落ちるので、性能だけで考えるならデメリットでしかないです。
ただ自分好みにライティングして完成したPCを思い通りのライティングにできた時の高揚感は自作PCの楽しみが広がります。

LEDライティングしたPCを眺めたり、机の横に設置してテンションを上げたり色覚で楽しめる要素が1つ増えました。
ライティングをオフにしてしまえば今まで通り光らないPCにすることもできるので、自作PCとして選択肢・楽しみが増えたのは良いことです。

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