Western Digital WD80EAZZはラインナップとしてはWD Blue「一般クライアント向け」に属しますが、8TBながらも記録方式には「CMR」を採用し価格も安いので人気のHDDです。
今回Western Digital WD80EAZZの消費電力を計測していきます。
PC構成
CPU | Intel Core i7 13700K |
CPUクーラー | noctua NH-U12A |
マザーボード | MPG Z690 FORCE WIFI |
MEMORY | ASUS DDR5UDIMM32GBKIT DDR5-6000 CL36-36-36-76@1.25V |
電源 | Seasonic SSR-750TD |
SSD | SK hynix Gold P31 SHGP31-2000GM-2 |
HDD | Western Digital WD80EAZZ |
ベンチ台 | STREACOM BC1 |
OS | Windows11 Pro 22H2 |
その他 | TK-FDM109 DP接続FHD(1920×1080) ワットチェッカー REX-BTWATTCH1 |
HDDの電源のみACアダプターから供給し、それをワットチェッカーで記録を取ります。
消費電力
WD公式の仕様にはアイドル4.1W、読み出し/書き込み6.2Wとありました。
実計測だと以下のようになりました。
WD80EAZZを接続せずにACアダプターの電源を入れた状態が0.9Wだったので、その消費電力を引いています。
状態 | 消費電力 |
Idle | 4.9W |
CDM Read | 8.9W |
CDM Write | 8.5W |
※Idleのみ最小消費電力、CDMは最大消費電力
仕様より少し多めの消費電力でした。
CrystalDiskMark
SSDと比較すると速度は段違いですが、データ・バックアップ用ストレージとしてはこの速度でも特に不満はありません。
雑感
一時期からずっと2.5インチHDDを使用していて「MQ03ABB300」が発売した2015年には3.5インチHDDは保持していなかったはずなので、最低でも7年以上3.5インチHDDは購入していなかったと思います。
しかし昔計測した3.5インチHDDとランダム系の速度や消費電力・動作音の傾向は変わりませんでした。
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