SuperFlower LEADEX VI PLATINUM PRO 1000W SF-1000F14PEの消費電力

SuperFlower 80PLUS認証 PLATINUM 1000W電源ユニット、SF-1000F14PEのアイドルと中負荷の消費電力を計測します。

消費電力・ベンチマーク

PC構成

CPUAMD Ryzen 5 5600G
CPUクーラーSCYTHE MUGEN5 Rev.B SCMG-5100
マザーボードASUS STRIX B550-F GAMING
MEMORYCFD W4U3200CM-16G
GPUGIGABYTE GeForce RTX 3060 VISION OC 12G (rev. 2.0)
電源SuperFlower SF-1000F14PE (1000W 80PLUS Platinum)
【比較対象】Corsair AX850 (850W 80PLUS Titanium)
SSDSANDISK Extreme PRO SDSSDXPM2-500G-J25
ベンチ台STREACOM BC1
OSWindows10 Pro 21H1
その他logicool MK240
GbLAN接続
DP接続4K(3840×2160)
ワットチェッカー REX-BTWATTCH1

計測

計測内容SF-1000F14PEAX850
Idle29.8W28.5W
Cinebench R23 multi94.0W91.1W
Prime95 + Furmark280W276W

GeForce RTX 3060取り外し

計測内容SF-1000F14PEAX850
Idle15.0W13.5W

雑感

消費電力について

1000Wクラスの電源で最大でも300W弱とニッチな計測ですが、SuperFlower SF-1000F14PEは80PLUS Platinum認証電源は80PLUS TitaniumであるCorsair AX850と比較しても今回の計測では差は僅かでした。

またGeForce RTX 3060取り外し、GPUオンボードの構成では10W台になりますが、それでもTitanium電源とは1.5W差と極小の消費電力時も想定していたより良い結果が得られました。

ファンノイズ

SuperFlowerの電源はLEADEX III GOLD ARGBを所持していますが、搭載しているファンは軸音が結構する印象です。
SF-1000F14PEもLEADEX III GOLD ARGBほどではありませんが、ファンの音は若干気になります。
ただこれはベンチ台でバラック構成の印象なので、ケースに組み込むとほぼ気になる場面はありません。
追加)1年ほど運用してファンの音がケース内から聞こえてくるようになりました。軸音がうるさいような音になっていて、SuperFlowerはファンの質を改善して欲しいです。

ファンが止まるEcoモード切り替えがありPCが低負荷時の回転を止めることができるので、静音目的の運用はできますが、高負荷になりファンが回りだすと一番のノイズになります。

まとめ

Titanium電源はPlatinum電源よりも価格がかなり高くなる傾向がありますが、SF-1000F14PEはTitanium電源と比較しても消費電力差は僅かです。
SF-1000F14PEが選択肢としてある場合、消費電力という観点だけで見るなら価格差が離れているTitanium電源を選ぶ必要もないです。

残念なので筆者の環境ではファンのノイズがグラフィックカードやCPU冷却の音より大きいです。
ファンの風による騒音ではなく、軸音が大きいので耳に入りやすいです。

80PLUS Platinum、奥行が150mmで扱いやすいサイズと電力効率も良いので、ファンノイズの問題さえなければ1000Wクラスでは鉄板になっても良さそうなポテンシャルを持っている電源だと思います。

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