同一型番電源の消費電力個体差チェック SUPER FLOWER SF-1000F14HT

全く同じ型番の電源ユニットの差をチェックします。
使用する電源ユニットはSUPER FLOWER LEADEX Titanium 1000W SF-1000F14HTです。

消費電力・ベンチマーク

PC構成

CPUIntel Core i9 13900K
CPUクーラーnoctua NH-U12A
マザーボードGIGABYTE Z690 UD
MEMORYARK ARD5-U32G88HB-56B-D
電源LEADEX Titanium 1000W SF-1000F14HT
SSDCrucial P5 CT1000P5SSD8JP
ベンチ台STREACOM BC1
OSWindows11 Pro 22H2
その他logicool MK240
GbLAN接続
DP接続4K(3840×2160)
ワットチェッカー REX-BTWATTCH1

メモリクロックは手動で4800MHz CL46-45-45に設定(最低消費電力付近にするため)。
CLは手動設定しても5600MHzの値が残ってしまっていたので高めになっています。

UEFI設定

ErP [Disabled] -> [Enabled]
C-state Control [Auto] -> [Enabled]
 CPU Enhanced Halt(C1E) [Auto] -> [Enabled]
 C6/C7 State Support [Auto] -> [Enabled]
 C8 State Support [Auto] -> [Enabled]
 C10 State Support [Auto] -> [Enabled]
 Package C State limit [Auto] -> [C10]

■Windows電源設定

電源プラン[バランス]デフォルトからの変更点

PCI Express
 リンク状態の電源管理
  [適切な省電力] -> [最大限の省電力]

ワイヤレスアダプターの変更
 省電力モード
  [最大パフォーマンス] -> [省電力(高)]

UEFI version F26

アイドルの計測結果

①PC構成の状態
② ①から右記の変更【CPU】5.0GHz/4.0GHz固定 電圧1.2V 【メモリ】DDR5 5600MHz
③ ②から右記の変更【UEFI】C-state Control [Disabled]
④ ③の状態でCinebench R23 Multi 3分実施 ※サーマルスロットリングは発生していません

設定電源1電源2
17.7W17.5W
33.0W33.0W
57.7W58.0W
312W312W

計測結果

結果としては2つの電源の差は誤差程度と考えてよさそうです。
今回アイドル時は5分ほど経過を見ていました。
③で最大0.3Wの差が生じましたが、アイドル時の計測はその時々によって完全に安定した値にはならないので気になる差ではありません。
①の0.2Wはパーセンテージの差で考えると一番大きくなりますが、これも③と同じく常に安定した値は出ません。
また差としては約1.13%で100Wレベルに置き換えても1.13Wなので、当サイトでは誤差レベルのものとして扱います。

電力差がはっきり出そうな高負荷時の④について差が出ていないので、今後PC構成に「LEADEX SF-1000F14HT」が登場する場合は2つのうちどちらかを使用しますが、そのままの値を載せていきます。

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